top of page

「Gündoğan got big at the back stick.」とは? サッカー実況で学ぶ英語表現サッカー実況を聞いていると、学校英語ではあまり見かけない表現がたくさん登場します。今回は有名な実況の一節を見てみましょう。Sterling lifted in by Sterling.There's one back! There's one back!Gündoğan got

  • 執筆者の写真: 福岡草ヶ江英会話教室 福岡塾
    福岡草ヶ江英会話教室 福岡塾
  • 6月28日
  • 読了時間: 5分

Sterling lifted in by Sterling.

まずはこの部分です。

lifted in

は、

「ボールをふわっと入れる」「クロスを上げる」

という意味です。

実況では、

Sterling lifted in by Sterling.

と言っています。

つまり、

「スターリングがクロスを上げた!」

という意味です。

There's one back!

続いて、

There's one back!

です。

直訳すると、

「1つ戻った」

ですが、サッカー実況では、

「1点返した!」「1点差になった!」

という意味になります。

実況者は興奮して、

There's one back!There's one back!

と繰り返しています。

Gündoğan got big at the back stick.

ここが今回のポイントです。

got big とは?

普通の英語なら、

Gündoğan made a big impact.(ギュンドアンが大仕事をした)

と言うところですが、

実況では短く

got big

と言っています。

意味は、

  • 勝負どころで活躍した

  • 存在感を示した

  • 大仕事をした

  • ヒーローになった

です。

stick は「棒」

stick の本来の意味は

棒細長い木

です。

例えば、

  • walking stick(杖)

  • hockey stick(ホッケースティック)

などがあります。

back stick とは?

サッカー実況では、

ゴールポストを stick と呼ぶことがあります。

つまり、

back stick

は直訳すると

「奥の棒」

です。

もちろん実況では、

ファーポストファーサイドの柱

という意味になります。

ファーサイドとは?

far は

「遠い」

という意味です。

クロスを上げる選手から見て、

  • 近い側 → near side(ニアサイド)

  • 遠い側 → far side(ファーサイド)

になります。

例えば左からクロスが上がると、

近い柱がニアポスト、

遠い柱がファーポストです。

実況では、

back stick

far post

として使われることがあります。

この実況の場面

つまり、

Sterling lifted in by Sterling.(スターリングがクロス!)

Gündoğan got big at the back stick.(ギュンドアンがファーポストに飛び込んだ!)

There's one back!(1点返した!)

という流れです。

日本語実況なら、

「スターリングのクロス!」「ファーにギュンドアン!」「決まったーーー!!」

という感じでしょう。

City have life!

続いて実況者は、

And City have life!

と言います。

直訳すると、

「シティには命がある」

ですが、

サッカー実況では、

「まだ望みがある!」「まだチャンスがある!」

という意味です。

例えば、

England have life!(イングランドはまだいける!)

のようにも使われます。

ギュンドアンってどんな選手?

正式な名前は

İlkay Gündoğan(イルカイ・ギュンドアン)

です。

ドイツ代表として活躍した世界トップクラスのミッドフィールダーです。

どこの国の選手?

ギュンドアンはドイツ生まれで、ドイツ代表としてプレーしてきました。

一方で家族はトルコにルーツを持っています。

そのため、

  • 生まれ:ドイツ

  • 国籍:ドイツ

  • ルーツ:トルコ

という背景を持つ選手です。

どこのチームで活躍した?

ギュンドアンといえばマンチェスター・シティです。

長年チームの中心選手として活躍し、

  • プレミアリーグ優勝

  • FAカップ優勝

  • UEFAチャンピオンズリーグ優勝

など数多くのタイトルを獲得しました。

その後はバルセロナでもプレーしています。

日本人選手で例えると?

ギュンドアンは派手なドリブルで相手を何人も抜くタイプではありません。

どちらかというと、

遠藤航と香川真司を少し足したようなタイプ

です。

特徴は、

  • パスが上手い

  • 頭が良い

  • 試合を読む力が高い

  • 守備もできる

  • ゴール前に飛び込める

  • 大事な試合で結果を出す

という点です。

派手さよりも、チームを勝たせる能力に優れた選手と言えるでしょう。

なぜ実況者は興奮していたのか

この試合では、

スターリングのクロスからギュンドアンがゴールを決めました。

実況は、

There's one back!(1点返した!)

と叫び、

続いて

And City have life!(シティにまだ望みがある!)

と言っています。

そして、

That's why he was brought on.(だから彼が投入されたんだ!)

と続きます。

これは、

監督がギュンドアンを途中出場させた理由が、このゴールによって証明されたという意味です。

なぜ bring on で「途中出場」になるの?

ここで気になるのが、

That's why he was brought on.

brought on

です。

bring の基本の意味

まず、

bring

は、

「持ってくる」「連れてくる」

という意味です。

例えば、

Bring me a pen.(ペンを持ってきて。)

という使い方をします。

on は何を表しているの?

実は、

on は人にかかっているわけではありません。

英語の on には、

  • 動いている

  • 活動している

  • 参加している

というイメージがあります。

例えば、

The TV is on.(テレビがついている。)

The game is on.(試合が行われている。)

という使い方があります。

サッカーではどう考える?

ベンチにいる選手は、まだ試合に参加していません。

しかし交代で出場すると、

試合の中に入るプレーに参加する

状態になります。

そこで、

come on

という表現が使われます。

come on と bring on

選手側から見ると、

Gündoğan came on.

ギュンドアンが途中出場した。

になります。

監督側から見ると、

The manager brought on Gündoğan.

監督がギュンドアンを投入した。

になります。

実況の意味をもう一度考える

実況者は、

That's why he was brought on.

と言っています。

直訳すると、

「だから彼は試合に参加させられたんだ。」

ですが、

自然な日本語なら、

「だから彼が投入されたんだ!」「だから監督は彼を出したんだ!」

となります。

実況者は、

「こういう大事な場面で結果を出してくれるから監督は彼を投入したんだ!」

と言っているのです。

今日覚えたいフレーズ

lifted in→ クロスを上げる

There's one back!→ 1点返した!

got big→ 大仕事をした

back stick→ ファーポスト

have life→ まだ望みがある

come on→ 途中出場する

bring on→ (選手を)投入する

That's why he was brought on.→ だから彼が投入されたんだ!

まとめ

今回の実況は、

Sterling lifted in by Sterling.There's one back!Gündoğan got big at the back stick.And City have life!That's why he was brought on.

という流れでした。

意味は、

「スターリングがクロス!」「1点返した!」「ギュンドアンがファーポストで大仕事をした!」「シティにまだ望みがある!」「だから彼が投入されたんだ!」

となります。

サッカー実況では、学校英語には出てこない表現がたくさん登場します。しかし、一つひとつ意味を理解していくと、実況の興奮や臨場感がそのまま伝わってくるようになります。

今回のフレーズは、サッカー英語を学ぶ人ならぜひ覚えておきたい表現ばかりです。

コメント


bottom of page