中学生の勉強習慣はどうやって作る?毎日続けるための具体的な方法

「中学生になったのに、家ではほとんど勉強しない」
「定期テスト前だけ慌てて勉強している」
「毎日少しずつ勉強する習慣を身につけてほしい」
このようなお悩みを持つ保護者の方は少なくありません。
中学生になると、数学や英語の学習内容が難しくなり、定期テストの範囲も広くなります。
そのため、テスト直前だけの勉強では十分に準備できないことがあります。
しかし、これまで家庭学習の習慣がなかった生徒に、突然「毎日2時間勉強しなさい」と言っても、簡単には続きません。
大切なのは、最初から長時間勉強することではなく、毎日勉強を始められる仕組みを作ることです。
① 最初は1日20〜30分からでも構いません
勉強習慣がない中学生の場合、最初から高い目標を設定すると、続かなくなることがあります。
たとえば、
「毎日3時間勉強する」
という目標を立てても、部活動や学校行事で疲れている日には実行できないかもしれません。
そこで、最初は1日20〜30分から始める方法があります。
数学の計算問題を10問解く。
英単語を15語覚える。
学校ワークを2ページ進める。
このように、取り組む内容を具体的に決めます。
まずは勉強を始めることに慣れ、続けられるようになってから少しずつ時間を増やしていきましょう。
② 勉強する時間を固定する
勉強習慣を作るうえで重要なのが、勉強を始める時間です。
「時間があったら勉強する」
という考え方では、なかなか始められないことがあります。
そこで、
学校から帰って休憩したあと。
夕食前の30分。
夕食後の決まった時間。
というように、勉強を始める時間を決めます。
たとえば、
「夕食前の18時30分から19時までは勉強する」
と決めておけば、毎日勉強するかどうかを考える必要が少なくなります。
勉強する時間を決めることは、勉強を始めるための迷いを減らすことにもつながります。
③ 毎日同じ科目を勉強する必要はありません
勉強習慣を作るために、毎日5教科すべてを勉強する必要はありません。
たとえば、
月曜日は数学と英語。
火曜日は理科と英語。
水曜日は数学と社会。
木曜日は国語と英語。
金曜日は数学と理科。
というように、曜日ごとに学習内容を変えることができます。
英単語など、短時間でも毎日続けたい学習を組み合わせるのもよい方法です。
大切なのは、一週間全体で必要な科目を勉強できているかということです。
④ 1週間の勉強スケジュールを作ってみる
勉強習慣がまだ十分についていない中学生向けに、平日30〜60分程度から始める例を紹介します。
曜日 | 学習内容 | 目安 |
月曜日 | 数学の学校ワーク・英単語 | 40分 |
火曜日 | 理科の復習・英単語 | 40分 |
水曜日 | 数学の計算・社会 | 40分 |
木曜日 | 英文法・国語の復習 | 40分 |
金曜日 | 学校ワークの残り・間違い直し | 40分 |
土曜日 | 苦手科目の復習 | 60分 |
日曜日 | 1週間の復習・翌週の準備 | 30分 |
これはあくまでも一例です。
部活動や習い事の予定に合わせて調整してください。
また、定期テスト前には学習時間や科目の配分を変える必要があります。
⑤ 学校ワークを普段から進める
中学生の定期テスト対策では、学校ワークを計画的に進めることが重要です。
テスト範囲が発表されてから、まとめて何十ページも進めようとすると大変です。
普段から、
「今日は数学を2ページ」
「明日は理科を3ページ」
と少しずつ進めておけば、テスト前には間違えた問題の復習に時間を使いやすくなります。
学校ワークは、ただ終わらせることだけを目的にしないようにしましょう。
間違えた問題をもう一度解くことまで含めて勉強です。
⑥ 勉強を始める前に「今日やること」を決める
机に向かってから、
「今日は何をしようかな」
と考えていると、それだけで時間が過ぎてしまいます。
そこで、勉強を始める前に、
数学の学校ワークを3ページ。
英単語を20語。
理科の間違えた問題を5問。
というように、具体的な目標を決めます。
できれば「数学を30分する」だけでなく、「どこまで終わらせるか」も決めておきましょう。
学習内容が明確になると、勉強を始めやすくなります。
⑦ 勉強できなかった日があっても、すぐに諦めない
毎日勉強することを目標にしていても、予定通りにいかない日があります。
部活動で疲れている。
学校行事で帰宅が遅くなった。
体調が優れない。
そのような日に勉強できなかったからといって、すべてが失敗になるわけではありません。
翌日から再開すればよいのです。
勉強習慣を作るときに大切なのは、完璧に続けることだけではありません。
途中で途切れても、また始められることです。
無理に睡眠時間を削って取り戻そうとする必要もありません。
⑧ 勉強した内容を簡単に記録する
勉強習慣を作るために、学習記録をつける方法もあります。
難しい記録表を作る必要はありません。
ノートや手帳に、
10月5日 数学3ページ、英単語20語
10月6日 理科2ページ、数学の間違い直し
10月7日 社会3ページ、英単語20語
というように書くだけでも構いません。
記録を残すと、自分がどのくらい勉強しているのかを確認できます。
また、勉強できていない科目にも気づきやすくなります。
⑨ 保護者は勉強時間よりも継続を見守る
勉強習慣を作る途中では、保護者の関わり方も大切です。
毎日、
「何時間勉強したの?」
「まだ終わっていないの?」
と確認するだけでは、親子で言い合いになってしまう場合があります。
それよりも、
「今日は予定していたところまで進んだ?」
「昨日の問題は解けるようになった?」
「明日は何をする予定?」
というように、学習内容について会話してみましょう。
そして、自分で決めたことを実行できた場合には、その取り組みを認めてあげることも大切です。
⑩ 家で続かない場合は勉強場所を変える
家庭で勉強する時間を決めても、なかなか続かない中学生もいます。
自分の部屋ではスマートフォンが気になる。
学校から帰ると疲れて寝てしまう。
勉強を始めるまでに時間がかかる。
このような場合は、学校帰りに自習室を利用する方法もあります。
たとえば、
月曜日と水曜日は自習室で90分。
火曜日と木曜日は自宅で英単語と学校ワーク。
金曜日は1週間の復習。
というように、自習室と家庭学習を組み合わせることもできます。
大切なのは、自習室に毎日通うことではありません。
自分に合った方法で、継続して勉強できる環境を作ることです。
勉強習慣が身についたら、次の段階へ
最初は毎日20〜30分の勉強でも構いません。
しかし、勉強習慣が身についてきたら、少しずつ次の段階へ進みましょう。
学習時間を増やす。
苦手科目の復習を始める。
定期テストまでの計画を立てる。
間違えた問題を自分で選んで解き直す。
このように、学習の内容を充実させていきます。
最終的には、先生や保護者に毎回指示されなくても、自分で勉強を進められるようになることが目標です。
福岡塾六本松校が大切にしている勉強習慣
福岡塾六本松校では、中学生が自分で勉強を進められるようになることを大切にしています。
自習室でも、
今日やることを決める。自分で問題を解く。間違えたところを確認する。わからない問題を質問する。もう一度自分で解く。
という学習を重視しています。
最初から自分で学習計画を立てられなくても構いません。
少しずつ、自分で勉強する内容を決められるようになることを目指します。
六本松で中学生の勉強習慣にお悩みの保護者の方へ
「家ではなかなか勉強しない」
「毎日勉強する習慣がない」
「定期テスト前だけ慌てている」
「学校ワークを計画的に進められない」
「自分で勉強するようになってほしい」
このようなお悩みがある場合、まずは短い時間から勉強する習慣を作ってみましょう。
そして、学習する時間と内容を決め、少しずつ継続していくことが大切です。
福岡塾六本松校では、六本松周辺の中学生が、定期テストや高校受験に向けて、自分で学習を進められる環境づくりを大切にしています。
家庭で勉強することが難しい場合には、質問できる自習室を利用することも一つの方法です。
中学生の勉強習慣や自習室についてお悩みの保護者の方は、お気軽にご相談ください。
勉強習慣は、一日で身につくものではありません。毎日少しずつ勉強する経験を積み重ねることで、やがて自分から机に向かうことが当たり前になっていきます。



コメント