高校生の自習時間は1日何時間が目安?

「高校生は1日に何時間くらい勉強すればいいのでしょうか?」
高校生になると、中学生の頃より授業の内容が難しくなり、科目数も増えていきます。
さらに、大学受験を考える場合には、学校の授業や宿題だけでなく、自分で勉強する時間を確保することが重要になります。
では、高校生は1日に何時間くらい自習すればよいのでしょうか。
結論からいうと、すべての高校生に共通する「1日○時間」という正解はありません。
学年、部活動、現在の学力、志望大学、定期テストまでの日数などによって必要な時間は変わります。
そのうえで大切なのは、**「何時間勉強したか」だけでなく、「その時間で何をできるようにしたか」**です。
高校1年生は、まず学習習慣を崩さない
高校1年生では、中学校から高校への変化に慣れることが大切です。
数学は内容が難しくなり、英語も覚える単語や文法が増えていきます。
学校によっては課題もかなり多くなります。
この時期に、
「大学受験はまだ先だから」
と学校の授業だけで過ごしていると、わからない内容が少しずつ増えてしまうことがあります。
高1では、まず平日に1〜2時間程度の自習時間を一つの目安として、
学校の授業の復習。
数学の問題演習。
英単語。
英文法。
学校の課題。
などを継続していくことが大切です。
最初から長時間勉強することより、高校生活の中に勉強時間を組み込むことを意識しましょう。
高校2年生は大学受験を少しずつ意識する
高校2年生になると、大学受験までの時間が少しずつ短くなってきます。
しかし、
「受験勉強は高3になってから」
と考えている高校生も少なくありません。
実際には、高3になると新しく習う内容もあり、それと同時に高1・高2の復習もしなければなりません。
そのため、高2のうちから平日2時間前後を一つの目安として、自分の学習時間を確保していくことが大切です。
特に、
英単語。
英文法。
数学の基本問題。
苦手科目の復習。
など、積み重ねが必要な学習は早めに始めておきたいところです。
高校3年生は必要な学習量が大きくなる
高校3年生になると、大学受験に向けて必要な学習量が大きくなります。
学校のある日でも3時間程度、休日にはそれ以上の学習時間が必要になる場合があります。
ただし、
「受験生だから毎日○時間」
と時間だけを決めるのはおすすめできません。
志望大学や現在の学力によって、必要な勉強量は大きく違うからです。
たとえば、
英単語が不足している。
数学ⅠAの復習が必要。
英文解釈を進めたい。
理科の未習範囲がある。
過去問を始める必要がある。
など、生徒によって課題は異なります。
高校3年生では特に、残された時間と現在の学力から逆算して勉強内容を決めることが重要になります。
部活動をしている高校生は「学校帰り」がポイント
部活動をしている高校生の場合、平日に長時間勉強することが難しい場合があります。
帰宅してから勉強しようと思っていても、
夕食を食べる。
少し休む。
スマートフォンを見る。
疲れて眠くなる。
という流れで、勉強できない日もあります。
そこで、
部活動がない日は学校帰りに自習する。
部活動が早く終わる曜日だけ自習室へ行く。
遅い日は英単語だけでも確認する。
休日にまとまった時間を確保する。
というように、一週間単位で考える方法があります。
毎日まったく同じ時間勉強する必要はありません。
定期テスト前は勉強時間を増やす
高校の定期テストは科目数が多いため、直前だけで準備するのは大変です。
普段から学校の授業を復習しておき、テスト2週間前くらいから少しずつ学習量を増やしていくとよいでしょう。
数学の問題集を進める。
英単語・英文法を確認する。
古文単語を覚える。
理科・地歴公民のテスト範囲を確認する。
学校の提出物を終わらせる。
直前になってすべてを同時に始めるのではなく、早めに進めておくことが重要です。
「3時間座っている」と「3時間勉強した」は違う
自習時間を考えるときに注意したいのが、滞在時間です。
机に3時間座っていたとしても、
何度もスマートフォンを確認している。
教材を選ぶだけで時間が過ぎている。
わからない問題で長時間止まっている。
休憩が長くなっている。
ということがあります。
反対に90分でも、
数学を10問解いた。
英単語を50語確認した。
英文法を5ページ進めた。
間違えた問題を解き直した。
という学習ができていれば、内容のある自習になります。
時間は一つの目安であって、目的ではありません。
高校生こそ「今日やること」を決める
高校生になると教材も科目も増えるため、
「何から手をつければいいかわからない」
という状態になりやすくなります。
そこで、自習を始める前に、
数学 問題集10問英語 英単語50語英文法 5ページ物理 学校で習った範囲の復習
というように、「今日やること」を具体的にします。
単に、
「今日は3時間勉強する」
と決めるよりも、
「今日はここまで終わらせる」
と決めるほうが、自習時間を使いやすくなります。
わからないところを放置しない
高校の学習では、一度わからなくなると、その後の内容にも影響することがあります。
特に数学や英語は積み重ねが大きい科目です。
自分で考える。
教科書や解説を確認する。
それでもわからなければ質問する。
説明を聞いたら、自分でもう一度解いてみる。
この流れを作ることが大切です。
質問できる環境があれば、わからない問題で自習時間の多くを使ってしまうことも減らせます。
睡眠時間を削って勉強時間を作らない
大学受験が近づくと、
「もっと勉強しなければ」
という気持ちが強くなります。
しかし、毎日睡眠時間を削って勉強する方法は長く続きません。
学校の授業中に眠くなってしまえば、結果として学習効率が下がります。
そのため、
学校帰りの時間。
夕食までの時間。
休日の午前中。
スマートフォンを見ている時間。
など、現在の一日の使い方を確認してみることも大切です。
勉強時間を増やすときは、まず「使えていない時間」がないか考えてみましょう。
高1・高2の自習が高3を楽にする
大学受験を考えると、高校3年生の勉強時間ばかりが注目されます。
しかし、本当に大切なのは高1・高2の過ごし方です。
英単語を覚えている。
英文法の基本が身についている。
数学の基本問題を解ける。
学校で習った内容をその都度復習している。
この状態で高3を迎えるのと、
高1・高2の内容をほとんど忘れた状態で高3を迎えるのでは、受験勉強のスタート地点が大きく違います。
大学受験は、高3になった日から突然始まるものではありません。
福岡塾六本松校が考える高校生の自習
福岡塾六本松校では、自習時間だけを増やすことを目標にはしていません。
大切にしているのは、
今日やることを決める。自分で問題を解く。間違えた問題を確認する。わからないところを質問する。もう一度自分で解く。
という学習です。
高校生の場合は、学校の授業、定期テスト、大学受験までを考えながら、自分に必要な勉強を進めることが重要になります。
六本松で高校生の自習室をお探しの方へ
高校生の自習時間は、学年や目標によって変わります。
一つの目安として、
高1では平日1〜2時間程度から学習習慣を作る。
高2では平日2時間前後を意識しながら大学受験の基礎を進める。
高3では志望大学と現在の学力から逆算して、学校のある日でも3時間程度、休日にはさらにまとまった学習時間を確保していく。
という考え方があります。
ただし、時間だけを増やしても十分ではありません。
福岡塾六本松校では、六本松周辺の高校生が、学校帰りの時間を活用しながら、自分で勉強を進められる環境づくりを大切にしています。
家ではなかなか勉強できない。
学校帰りに勉強する習慣をつけたい。
定期テスト対策をしたい。
大学受験に向けて自習時間を増やしたい。
わからない問題を質問できる場所がほしい。
このような高校生・保護者の方は、お気軽にご相談ください。
高校生の自習で大切なのは、「何時間やったか」だけではありません。「今日何を進め、何ができるようになったか」です。



コメント